お笑いは暗い気持ちを吹き飛ばしてくれるので、いつの時代も欠かせない文化ではないでしょうか。お笑いの本場と言える大阪には多くの劇場があり、まめに足を運ぶ大阪人は少なくありません。旅行する際も、大阪ならではの臨場感あるお笑いを観て楽しみたいですよね。

ここでは、大阪でぜひ訪れて欲しいお笑いスポットをご紹介していきます。

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お笑いの基本はここ!

大阪のお笑いを紹介するのに、中央区難波千日前にある「なんばグランド花月」は避けて通れません。ベタなスポットではありますが、初めての大阪観光なら基本から攻略していきましょう。吉本興業の芸人が大物も若手も入り混じり、交代で出演します。

営業は365日というのですから、大阪の商人魂を感じますね。人気芸人が出る公演のチケットはすぐに売り切れるので、旅行前にネット購入しておくのが鉄則。近年は転売を防止するために電子チケットのみの公演も出てきました。

劇場は飲食が可能なので、お弁当を食べながら鑑賞できます。オリジナルのお弁当がセットになったチケットを購入すればお得ですよ。公演は昼間の本公演と、夜公演があり、後者のチケットの方がリーズナブルです。特にお目当ての芸人がいないようであれば、昼間は他の観光スポットを周って、夜に観劇すると効率良いかもしれませんね。

劇場のロビーには芸人による一日支配人や若手芸人、芸人キャラがいて、ナビをしてくれたり話術で盛り上げてくれたりします。資料館やショップなどの施設も充実しているため、チケットがなくても楽しめます。また、難波千日前にある「よしもと漫才劇場」や梅田にある「よしもと西梅田劇場」、「ポストよしもと」に足を運ぶのもおすすめです。

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なんばグランド花月と一緒にいかが?

なんばグランド花月ビルの地下には、「イエス・シアター」という劇場が入っています。映画館のような座席は、どこからでも見えやすいと評判です。お笑いに特化した劇場ではないため、スケジュールをチェックしてチケットを買うといいでしょう。

人気芸人の単独ライブが行われることもありますよ。運営者はエフエムちゅうおうですが、出資者の一つが吉本興業のため、吉本の芸人が多く出演する傾向にあります。

最新のプロジェクターや高品質な音響機材を導入しており、プロジェクションマッピングもできるので、お笑いライブ以外でも迫力ある催し物が観られるかもしれませんね。

30分500円のクイックお笑い

時間がないけどお笑いが観たい、という場合には中央区難波にある「道頓堀ZAZA」へ。こちらは大阪市内に4つの劇場を持つ制作会社、バイタルアートボックスが運営するライブハウスです。毎日のように開催している「ZAZAお笑いライブ」は、30分500円と手軽にお笑いを楽しめます。

勢いのある若手芸人が、日替わりでコントや漫才を披露します。

1日最低5回は公演が行われているので、道頓堀観光の合間に訪れるのも簡単です。大阪周遊パスを持っている方は、無料で入場できますよ。

落語家の案内でクルーズをより楽しく

大阪は水の都としての顔も持ち、川のあちらこちらで水上バスや観光船が周遊しているのを目にします。観光客にもクルーズは大人気、ここでおすすめするのはもちろん笑いのあるクルーズです。一本松海運が運行する「落語家と行くなにわ探検クルーズ」は、落語家が交代で案内人を務めるという内容です。

落語が聞けることはあまりないようですが、大阪の観光スポットを面白おかしく解説してくれるので十分楽しめるでしょう。

見所は大阪市中央公会堂や東横堀川水門、道頓堀などです。

水門通過時には船体が上がり、アトラクション感が味わえますよ。

アットホームで身近な寄席

落語を聞きたいときは、ぜひ米朝事務所が運営する「動楽亭」へ行ってみてください。時代の遺物になりつつあった演目を数多く甦らせ、落語とメディアを結びつけた桂米朝をトップに、若手の落語家を輩出している劇場です。

西成区山王にある劇場は舞台と客席が近い造りになっているため、一体感を感じられます。また当日券が基本で、ふらっと寄ってもすぐに入れることもあれば、行列になっていることもあります。目当ての落語家がいるのなら、早めに出かけましょう。

上方文化への愛情が伝わる劇場

中央区千日前にある「トリイホール」も小劇場で、演者との距離が近いのが魅力です。映画や劇なども行われますが、落語やコント、漫才などの催しが中心です。濃い上方文化を感じるには打ってつけの劇場と言えるでしょう。

ただ、公演は毎日行われてはいないため、スケジュールを良く見て前売り券を購入しておくのが賢明です。おすすめは、毎月1日に開かれる桂米團治氏企画のトリイ寄席です。旅程が1日に当たる方はぜひ観てみてください。

日本文化を継承するに相応しい寄席

北区天神橋にある「天満天神繁昌亭」なら、いつでも落語を楽しめます。上方落語協会会長の六代桂文枝氏が、時代と共に消えてしまった落語の定席を次世代のために甦らせました。この場所は大阪天満宮が無料で貸してくれた土地で、その景観を壊したくないからと、建設費用が高くなるにも関わらず和風建築にこだわりました。

寄付金集めに奔走しましたが、そのお陰で立派な建物が完成。これぞ日本の文化という雰囲気が味わえますよ。落語の合間にマジックや漫談が入ることもあり、贅沢なお笑いを満喫できるでしょう。メインの公演は13~16時頃の昼席ですが、2000円台で観られるというお手ごろさ。

席数が多いので、当日行っても入れると思います。他に、朝席と夜席も開催されています。

松竹芸能の底力を感じられるライブ

松竹芸能が贈る「心斎橋角座」は、上方演芸を復活させた中央区東心斎橋にある劇場です。松竹芸能のベテラン芸人から若手芸人までが出演するお笑いライブを中心にしたレギュラー公演が主に開催されます。また、関西エンターテインメントの新たな時代を切り開くことを目標にしているため、上方芸能やアイドルの公演なども行います。

角座は何度も閉館しながらも、復活を果たしてきました。芸人魂を熱く感じたいなら、ぜひこちらにも足を運びましょう。リーズナブルな料金で観覧できますよ。

大阪のサブカルに触れる旅も面白い

関西のサブカルチャーを感じたい方におすすめなのが、中央区千日前にあるライブシアター「なんば白鯨」です。本気でくだらないことを応援するのがモットーで、様々なトークライブやイベントが行われています。お酒を片手に、これからメジャーになる金の卵を探すのも面白いかもしれませんね。

また、何か特技のある方は、出演するのも手です。